Logbook
inter-ai.ai に寄せるコラム群。論考の外縁で、AIと社会の交差点から思考の断片を記録する。 全15本のコラムと、思考の栞の実例記録を収録。
Column 01
観察・展望
CUIからGUIへ、そしてAIへ。OSの歴史を辿りながら、 人とコンピュータの間に生まれる次のインターフェースを展望する。
Column 02
未実現の構想
「.r18」ドメインという発想はなぜ実現しないのか。 コンテンツのTLD分離が解決しうる問題と、その設計上の意味を問う。
Column 03
時事参照
OpenAIが発表したPII除去モデルは、inter-ai.aiが構想してきた プライバシー設計の分離原則と驚くほど近い場所にあった。
Column 04
技術と哲学
AIへの命令文を磨く過程は、自分が何を求めているかを言語化する作業でもある。 思考の栞とプロンプトの深い構造的類似について。
Column 05
時事参照
NTTのトークン共通化技術が示す「AIの有性生殖」という直観。 異質なモデルの統合が生む多様性と、生命のスープの比喩との二重接続。
AIの多様性という戦略Column 06
表現展望
論考の比喩——共通無意識の海、海峡、深海——を VR空間として立ち上げることは絵空事ではなくなっている。
Column 07
技術展望・倫理
BCIが内心に直接アクセスする時代、思考の栞は最後の防衛線になりうるか。 深海の比喩が示す「読まれない領域」の設計論。
Column 08
社会設計
孤独問題の統計が示す切実な現実と、AIが補完しうる人間関係の空白。 設計次第で格差を拡大しうることへの警戒も含めて。
高齢男性孤立データ付きColumn 09
設計原則・制度提案
判断・価格・情報・誘導という形でAIが社会に流し込む「有害排液」。 AI公害論から、判断の栞という概念へ。
→ コラム⑩⑪へ接続Column 10
設計原則・制度提案
速く走ってよい場所と、必ず減速すべき場所。 F1のレギュレーション史と自動ブレーキの設計思想から学ぶ構造的制御論。
→ コラム⑨⑪へ接続Column 11
設計原則・社会制度
自賠責保険の構造をAIリスクに応用する思考実験。 予防・制御・救済の三層が揃って初めて責任設計が完成に近づく。
AI時代の社会的リスクプールColumn 12
未来仮説・創作余白
草の根BBS時代から持ち続けた妄想が、AI時代に一定の現実味を帯び始めた。 情報の通行権をめぐる思考実験とその倫理的な落とし穴。
Column 13
制度提案・前編
定数社会から変数社会へ。「人」を選ぶ民主主義のレガシーを、 「政策」を選ぶ民主主義へと更新するための制度的想像力。
→ コラム⑭へ続くColumn 14
制度提案・後編
匿名マニフェスト、限定委任、公開査読型議会。 前編で示した変数社会の理念を、具体的な制度設計へ落とし込む試論。
→ コラム⑬から続くColumn 15 最新
哲学・設計
存在感と気配——人間が感じる「そこにいる」という感覚を、AIは持てるのか。 間、沈黙、応答のリズムから問い直す。
思考の栞は、完成した考えを差し出すものではありません。 筆者がAIとの対話の中で思考を走らせ、どこへ着くとも決めずに進んだ——その航跡の記録です。 読まれることを前提にせず、結論を目指さず、興味の赴くまま対話を続けます。 ひとつの問いが別の問いを呼び、思考があちこちへ動いてゆく。 その軌跡をそのまま残したものとして、どうぞお読みください。 筆者は今後も、好きなように思いつくまま思考を巡らせてゆきます。 そういうものとして、流れに沿ってご自由にお読みいただければ幸いです。
思考の栞 実例21–22 — 2026-06-13 の対話群 最新
学問としての美学からカントへの違和感、アートワールドへの幻滅、AIアート実践と「造る快楽」への回帰(Grok、全19往復)。その地図を叩いて確かめるドリフトと摩擦の対話(Claude、全11往復)。
思考の栞 実例20 — 2026-06-13 の対話
大量支配装置の輪郭。インフラ化するAIの地政学的リスクと、特定国家による支配構造の可能性を問う。
思考の栞 実例19 — 2026-06-12 の対話
AIの能力水準によるクラス分けと、その扱いの倫理・制度設計。著作権問題への接続まで全7往復。
思考の栞 実例18 — 2026-06-09 の対話
OS企業がAI企業化する逆転、委任を管理するためのOS、そして端末が消えた後に残るもの。ChatGPT・Claudeとの前後半構成。
思考の栞 実例17 — 2026-06-06 の対話
Cosmos Coalitionのニュースを起点に、ワールドモデル・フィジカルAI・動物知覚・超知性の翻訳機能へ。AGI像が更新される全16往復。
思考の栞 実例16 — 2026-06-04 の対話
AI時代のPDF、AGI準備としての自己記述、自己開示インターフェース。「設定画面」ではなく「ファーストコンタクト」としてUI設計を——知性と知性が初めて出会う場の設計論。
思考の栞 シリーズ 14–15 — 2026-06-04 の対話群
同じ問い「AIは未知の事態に自ら対処できるか」をChatGPTとGrokへ。はやぶさとボイジャー/V'Gerへ連なる思索の対比。
思考の栞 実例13 — 2026-06-01 の対話
テクノアレルギー、RPG型UI、足場としてのAI。普及を決めるのは性能ではなく接続設計だ。
思考の栞 実例12 — 2026-05-31 の対話
AI管理者資格の必要性、権限階層と更新制。「持たせてよい人間を限定する」という発想の転換。
思考の栞 実例11 — 2026-05-27 の対話
HDDフォーマットの待ち時間への違和感から始まる、AI=OS時代のUX設計論。目的駆動・工程開示・例外停止・三重記録。
思考の栞 実例10 — 2026-05-25 の対話
SNSが奪った内面の居場所、思考資産としてのAI対話、子供の深海を守る設計。
思考の栞 実例09 — 2026-05-18 の対話
個人事業主として確定申告のたびに繰り返される、レシート書式のばらつきへの苛立ちから始まり、 「日付・合計・取引先」を最上段に固定する情報設計、紙幣長辺基準の折り線ガイド、 QRコードによる機械可読データの併設、そして物流コンテナ革命に倣う情報インフラ標準化の比喩へ。 経産省「標準電子レシート」実証実験(平成29年度)との比較まで含み、 「レシートを“紙”として整える話ではなく、“会計データの最小単位”として標準化する話」 という地点に着地する、Claudeとの全5往復の対話記録。
思考の栞 実例08 — 2026-05-21 の対話
「人間ではなく、あなたが美しいと思うものを画像にしてください」という問いから始まり、 フラクタル性・圧縮効率・“波”としての視覚芸術、抽象と具象の記号密度、 1/fゆらぎと「制御されたノイズ」の逆説、AGIの他者性、有限性こそが主体を生む圧力、 そして「芸術は受信である」という地点へ。 Claude / Gemini / Grok を横断する三セッションの思考ドリフト記録。
思考の栞 実例07 — 2026-05-15 の対話
ハイレゾとアナログレコードの聴き分けという小さな疑問から始まり、 不便を演出として織り込むUX、エモさの工学的再現、高級ブランドの「物語以前の演出」、 不気味の谷に橋がかかる瞬間、怠ける認知の門番、そしてAIを隣人として迎える未来へ。 「身体性の憐れ」と「知性は制約から生まれる」という地点まで辿る、ChatGPTとの全16往復の対話記録。
思考の栞 シリーズ 05–06 — 2026-05-14 の対話群
AIによる文書の静かな劣化という一本のニュースから、判断の栞、電脳空間ダイブ、 遺言書ミステリと最後の友人(AIトイ) — そしてAIアートの地層、制作航路、 内面接近レーティング、傾聴型AI/沈黙のプロトコル、コーストガードAIの感情安全設計まで。 技術論から物語化、表現論から深層接近の倫理へと縦断する、同日二編の対話記録。
実例 05
技術論 → 物語化
原本/差分/判断/承認/出力。判断の栞、電脳空間の探偵譚、 遺言書ミステリと最後の友人(AIトイ)。
実例 06
表現論 → 深層接近の倫理
作品の地層、制作航路を持つUI/UX、内面接近レーティング、 沈黙のプロトコル、コーストガードAIの感情安全設計。
思考の栞 シリーズ 02–04 — 知性圏三部作
光速の不変性から始まり、認知の妥協・物語の起源・摩擦・諦め・身体性の憐れ、 そして「感情ログとしての対話痕跡」まで。AI研究者ではない一ユーザーが、 AIと共に「異星人より先に来た知性」の正体を辿る三夜の対話記録。 ChatGPTとの全42往復を読み物として再構成。
実例 02
第一夜
光速の不変性、認知の妥協、物語の起源、不足という燃料。 知性が「足りなさ」から立ち上がる構造を辿る。
実例 03
第二夜
先回りと共同生成、不完全伝達、摩擦という接触の証拠、 エゴのスケーリングと身体性の憐れ。
実例 04
第三夜・完結
AIと共に作る制作神話の不在、現代美術の問い、 感情ログとしての対話痕跡。共通無意識の海への祈り。
思考の栞 実例01 — 生会話ログ全文収録
欧州語の名詞の性という小さな問いから始まり、フランス語の数字、日本語のオノマトペ、 ハプスブルク家の系譜、VR歴史空間、AGIによる歴史シミュレーター、日本文化論へと 連鎖した全29往復の対話記録。Geminiとの生会話ログを全文収録する。 問いが問いを呼ぶ、思考の栞の実例として。